プロの歌手を目指して上京する牛津町の山本摩耶さん(14)が、20日に佐賀市のガイルスで知人、友人を集めてお別れライブを開いた。
山本さんは小学5年生の時から福岡市のタレント養成所に通い、オーディションにも積極的に応募。昨年11月に東京のプロダクションが開いたオーディションで、グランプリは逃したものの、声が掛かって契約となった。
目標は実力派R&B歌手という摩耶さん。
上京してから1年間は、ライブ活動をしながら基礎を磨いていく。
ライブには、摩耶さんが通う牛津中学校の同級生、先生など200人が駆け付けた。
同級生の***さんは「別れは悲しいけど、彼女が選んだ道だから」と、応援のメッセージを送る。
家族4人全員で神奈川に引っ越して摩耶さんの挑戦を支える。
「最初は私一人がついていくつもりだったけど、夫も『離れて暮らすのは家族じゃない』と言ってくれたので、腹をくくりました」と母の利理さん。
ステージではTinaの「Majic」やオリジナル曲など7曲を歌い、最後は涙をこらえながらアンコール曲を歌った。
摩耶さんのプロデューサーMIKAさんは、「まだ未完成だけど、音楽に対する愛情がにじみ出ている。それに家族みんなで彼女を応援するというのは、彼女にとってものすごい強みになる」と、摩耶さんの魅力を話す。
ライブの翌日、摩耶さんは家族と一緒に神奈川県へと向かった。
目標に向かって歩み始めた摩耶さん。数年後には、でっかいステージで、多くのファンを集めたコンサートを開いてね。
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